2018年05月10日

 2018年3月9日(金)にベルサール神田において、スマートIoT推進フォーラム第3回総会が約400名の参加者を得て開催されました。本フォーラムは、我が国最大規模の産学官のIoT推進組織である「IoT推進コンソーシアム」(会長:村井純 慶應義塾大学教授)の下に、IoT関係の技術開発・実証を推進する技術開発ワーキング・グループとして設置されたものです。

 開催に先立ち、徳田英幸 スマートIoT推進フォーラム 座長(情報通信研究機構理事長)の挨拶に続いて、坂井学 総務副大臣より来賓挨拶が行われました。

徳田座長 挨拶

坂井 総務副大臣来賓挨拶

 続いて、東京大学大学院工学系研究科 森川博之 教授より、「IoTによるイノベーションへの期待」と題して基調講演が行われました。

森川教授 特別講演

総会会場の風景

 その後、総務省「ICTイノベーション創出チャレンジプログラム」通称I-Challengeに採択されたベンチャー企業2社(スマートドライブ、プラントライフシステムズ)、平成29年に総務省「高専ワイヤレスIoTコンテスト」に採択された2校(東京工業高等専門学校、熊本高等専門学校)より、「IoTによるイノベーションへの挑戦」と題したショートプレゼンテーションが行われました。

スマートドライブ 北川様

プラントライフシステムズ 松岡様

最後に、本フォーラムに設置された「技術戦略検討部会」、「研究開発・社会実証プロジェクト部会」の下で具体的な活動を推進している各分科会・プロジェクト等から以下の活動報告が行われました。

  • IoTサービス創出支援事業の実施状況(身近なIoTプロジェクト)
  • IoTに関連した技術動向把握・標準化及び国際提案の状況(技術標準化分科会)
  • IoTの技術実証・社会実証を促進するためのテストベットの整備状況(テストベット分科会)
  • IoTの活用等に必要な専門知識の要件に関する検討、技術開発人材等の育成の推進状況(IoT人材育成分科会)
  • 自律型モビリティシステムの早期実現に向けた技術開発、実証の状況(自律型モビリティプロジェクト)
  • 異分野ソーシャルビッグデータの横断的な流通・統合を行うための課題の検討状況(異分野データ連携プロジェクト)
  • 組織横断的な取組み及び会員向けサービス拡充に向けた取組み(IoT価値創造推進チーム)

 あわせて、別途展示会場において、企業や団体22者が、IoTに関する最新技術・サービスの展示を行いました。

NICT 米子様

身近なIoT 下條教授

技術標準化 丹教授

テストベッド河口教授

人材育成 中村様

自律型モビリティ 田中様

異分野データ 是津様

価値創造 稲田様

同時に行われた展示の様子

スマートIoT推進フォーラム第3回総会プログラム・資料

(1)   開会挨拶 徳田英幸 スマートIoT推進フォーラム座長(情報通信研究機構 理事長)

(2)   来賓挨拶 坂井学 総務副大臣

(3)   特別講演 森川博之 スマートIoT推進フォーラム 技術戦略検討部会長/東京大学大学院 工学系研究科 教授

(4)   IoTによるイノベーションへの挑戦

(5)   活動報告