2016年03月04日
2016年3月4日(金)に明治記念館において、スマートIoT推進フォーラム 技術戦略検討部会(部会長:森川博之東京大学教授)と研究開発・社会実証プロジェクト部会(部会長:下條真司大阪大学教授)の第1回会合が合同で開催されました(参加者は約500名)。
会合では輿水総務大臣政務官の来賓挨拶に続き、徳田英幸フォーラム座長が挨拶を行いました。
第一部として、多様な利活用分野におけるIoT実証の取組について、外村エバーノートジャパン会長、NTTドコモ アグリガール、小川Z-Works社長、鶴岡サイマックスCEO、馬場東京大学特任研究員から講演が行われました。
続く第二部として、NICTのテストベッドを利用した研究開発事例の紹介が行われました。まず、下條NICTテストベッド研究開発推進センター長からNICTのテストベッドの活用法について説明があった後、パナソニック及びSecuLynxからICT機器の商品化・市場導入を加速化するStarBED3を活用した技術検証の事例紹介が行われました。続いて、多様なデータ融合による災害時のモビリティ支援について、桑原東北大学教授より講演がおこなわれました。
最後に第三部として、部会の組織と今後の活動方針について、森川部会長と下條部会長からそれぞれ説明がありました(資料1、2)。
あわせて、会場付近のホール及びホワイエを使い、民間企業及びNICTがIoT関連技術の展示・デモを行いました。
輿水総務大臣政務官挨拶
徳田フォーラム座長挨拶
会場の様子
展示会場の様子
第1部 多様な利活用分野におけるIoT実証の取組
- 日本のベンチャー企業への期待
(外村 仁 エバーノートジャパン会長) - 女性チームから始まった農業を元気にする物語
(NTTドコモ アグリガール) - がんばらない介護 ひとに優しいIoT
(小川 誠 株式会社Z-Works 代表取締役社長) - トイレ後付型ヘルスモニタリングサービスがつなげる未来
(鶴岡 マリア サイマックス株式会社 代表取締役CEO) - スマートハウス研究を踏まえたIoT実現への方策
(馬場 博幸 東京大学 生産技術研究所 荻本研究室特任研究員)
第2部 NICTのテストベッドを利用した研究開発事例
- NICTのテストベッドの活用法について
(下條 真司 NICTテストベッド研究開発推進センター長) - ICT機器の商品化・市場導入を加速化するStarBED3を活用した技術検証の事例紹介
(小西 一暢 パナソニック株式会社 先端研究本部 知能研究室 主任研究員、清水 弘 SecuLynx株式会社 取締役) - 多様なデータ融合による災害時のモビリティ支援
(桑原 雅夫 東北大学 教授)
第3部 部会の組織と今後の活動方針
- 技術戦略検討部会について
(森川 博之 部会長) - 研究開発・社会実証プロジェクト部会について
(下條 真司 部会長)
- 資料1 技術戦略検討部会の活動について (PDF形式, 317KB)
- 資料2 研究開発・社会実証プロジェクト部会の活動について (PDF形式, 423KB)
- 参考資料1 各部会に関するアンケート結果 (PDF形式, 437KB)
- 参考資料2 スマートIoT推進フォーラムの今後の活動 (PDF形式, 3.87MB)
各部会への申込みは随時受け付けております。部会入会方法はフォーラムホームページの入会案内ページをご覧下さい。