2024年３月2７日（水）に、会場とライブ配信によるハイブリッドでスマートIoT推進フォーラム第９回総会＆最新動向セミナーが約150名の参加者を得て開催されました。会場での開催は2019年3月に開催した第4回以来となりました。
本総会では、今年度の活動成果の報告に加えて、IoT、５G、セキュリティ関連の分野において３名の講師をお招きし、最新の動向に関するセミナーも同時開催されました。
開催に先立ち、徳田英幸 スマートIoT推進フォーラム座長（情報通信研究機構理事長）の挨拶に続いて、田原康生 総務省国際戦略局長より来賓挨拶が行われました。
徳田座長挨拶
田原国際戦略局長来賓挨拶
続いて、本フォーラムに設置された各分科会・プロジェクト等から以下の活動報告が行われました。
- フォーラム全体の年間活動状況と推進委員の交代に関する報告（事務局）
- IoTに関連した国内外の技術動向把握・標準化及び国際提案の状況（技術標準化分科会）
- IoTの技術実証・社会実証を促進するためのテストベッドの要件とその利活用促進策の検討状況（テストベッド分科会）
- 組織横断的な取組み及び会員向けサービス拡充に向けた取組みの状況（IoT価値創造推進チーム）
全体報告 NICT沼田様
技術標準化分科会活動報告 丹分科会長(オンラインでの登壇)
テストベッド分科会活動報告 河口分科会長
価値創造推進チーム活動報告 稲田チームリーダー
続いて、セキュリティ分野、自治体、通信分野という異なる領域において、最新の動向に関する講演が行われました。
セキュリティ分野における日本のIoT適合性認証に向けた検討状況に関して、一般社団法人 重要生活機器連携セキュリティ協議会（CCDS） 代表理事 荻野司様より『「IoTラベリングプログラムが始動！」～デジタル機器への法規制状況を解説～』と題して講演が行われました。
続いて、高知県が取り組むデータ駆動型農業の事例として、高知県 農業振興部 IoP推進監 岡林 俊宏様より『IoP（Internet of Plants）が導く、NEXT次世代型農業への進化』と題して講演が行われました。
最後に、ローカル5G、車載カメラ及びAIを活用した事例として、住友商事株式会社 メディア・デジタル事業部門 メディア事業本部 5G事業部 ソリューション開発チーム長 山田 晃敬様より『ローカル5Gを活用した鉄道事業者共有型ソリューションの実現』と題して講演が行われました。
住友商事 山田様の講演の様子 (左：会場での様子 右：オンライン視聴画面）
（日比谷国際ビル コンファレンススクエア）
スマートIoT推進フォーラム第9回総会&最新動向セミナー プログラム・資料
開催日時：2024年3月27日(水) 14:00～17:00
開催形式：ハイブリッド開催 (会場およびライブ配信)
会場：日比谷国際ビル コンファレンススクエア
プログラム
(1) 開会挨拶 徳田英幸 スマートIoT推進フォーラム座長（情報通信研究機構 理事長）
(2) 来賓挨拶 田原康生様 総務省国際戦略局長
(3) 活動報告
- 全体報告（情報通信研究機構 沼田様）
- 技術標準化分科会 活動報告（北陸先端科学技術大学院大学 副学長 丹教授）
- テストベッド分科会 活動報告（名古屋大学 河口教授）
- IoT価値創造推進チーム活動報告（早稲田大学 稲田教授）
(4) 講演
- 「IoTラベリングプログラムが始動！」～デジタル機器への法規制状況を解説～ 講演資料はこちら
荻野 司様 一般社団法人 重要生活機器連携セキュリティ協議会（CCDS）代表理事 - IoP（Internet of Plants）が導く、NEXT次世代型農業への進化 講演資料はこちら
岡林 俊宏様 高知県 農業振興部 IoP推進監 - ローカル5Gを活用した鉄道事業者共有型ソリューションの実現 講演資料はこちら
山田 晃敬様 住友商事株式会社 メディア・デジタル事業部門 メディア事業本部 5G事業部 ソリューション開発チーム長
司会：窪田有美
＊講演資料は、公開可能な部分を抜粋したものとなるため、一部実際の講演時に投影したものと異なることをご了承願います。